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医局員は語る

Department of Anesthesiology
Indiana University School of Medicine
PGY-1, IM-Anesthesiology

影山 敦子

 私は2019-2020年そして、2022年を千葉北総病院で過ごさせて頂きました。元々、麻酔科で米国臨床留学したいという夢があり、初期研修の頃からその準備に取り組んでおりました。全ての準備が揃い、いざ就活(マッチング)となった時、どこの職場に身を置くべきか半年ほど悩みましたが、本当に日本医科大学千葉北総病院を選んでよかったなと心から思います。

 マッチングに取り組みながら、本院では様々な麻酔科症例を経験させて頂きました。高度救命センターのある本院では超重症外傷症例の周術期管理を学べることはもちろん、心臓外科、呼吸器外科、産科麻酔などの症例も豊富であり、優秀な指導医の先生方はいつでもとても親身になって指導して下さります。臨床経験だけではなく、研究や、ケースレポート、学会発表など積極的に取り組みたい場合は、そのような機会を快く与え、手厚く指導して下さるサポート体制が整っているのも千葉北総病院の魅力です。また、仕事外でも納涼会や忘年会などが定期的に儲けられており、そこでチームスタッフとの繋がりも深めることができ職場は本当にアットホームで働きやすい環境です。

 今年は、就活に必要な膨大な書類作成から始まり、仕事が終わった後、時差の関係で深夜から朝方まで続くインタビューを受け、朝また仕事に向かうという生活が続き、時には大変な時もありましたが、千葉北総病院の先生方の心暖かいサポート、同期の応援もあり、何とか第1志望の米国麻酔科プログラムにマッチすることが出来ました。千葉北総病院でなかったら無理だったであろうと思うほど、多大なサポートをして頂きました。

 日本医科大学千葉北総病院は、様々な幅広い麻酔科症例を優秀な指導医の先生方の下で学べるだけではなく、自分のやりたいことや夢を、心置きなくサポートしてくれる素晴らしい職場です。皆さんもぜひ、千葉北総病院で働き、夢を叶えてみませんか?

日本医科大学千葉北総病院
麻酔科

色川 彩夏

 私は日本医科大学を2017年に卒業し、千葉県内の病院で2年間の初期研修を終えて2019年から当院での麻酔科後期研修を開始しました。後期研修先を決定するにあたって当院を選択した理由のひとつは、在学中に千葉県医師修学資金という奨学金を受給しており千葉県内での勤務が必要であるためです。また、麻酔科専門医取得のための症例が豊富であること、母校であり学生時代から病院実習で慣れ親しんだ場所であることもあり本院を選択しました。

 当院では予定手術の基礎疾患の少ない安定した症例から、ドクターヘリで搬送されるような多発外傷、心臓血管外科や脳神経外科などの緊急を要する手術まで様々な症例を経験することができます。専門医取得に必要な症例(心臓血管外科手術、脳神経外科手術、小児手術、帝王切開)に関しても全て当院のみで経験することができました。上級医の先生方とは非常にコミュニケーションが取りやすい雰囲気であり、日常的に業務中に疑問に思ったことは質問したり、麻酔手技が困難な際には助言をいただいたり手助けをしていただくことができ、麻酔技術の向上につながりました。また、日本医科大学付属病院での麻酔科後期研修医もローテーションで当院への研修を行う期間があり、一緒に働くなかで親睦を深め、切磋琢磨することができました。

 個人的には初期研修医の際に出産をし、生後4ヶ月の子どもがいる状態で後期研修を開始することになり、開始前は不安な気持ちがありました。当直に関しては融通を利かせていただき、体調不良の際には配慮していただくこともあり育児との両立をすることができました。子育てに関して周囲の先生方に相談したり、子ども同士での交流の機会を得ることもでき充実した生活を送ることができました。

 麻酔に関して一からご指導いただいた当院の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。身に付けた知識や技術を生かし、今後も医療に貢献していきたいと考えています。